ケーキ作りの理想の地を求め、果物の産地・西区へ 

パティスリードパリアトレビアント

ショコラティエとして、神戸の有名チョコレート店で10年間修業した中尾誠一シェフ。さらにケーキ作りの経験も積みたいと、渡仏。帰国後、地場の食材でケーキを作れる環境を探し求め、果物の産地から近い伊川谷に店を構えました。赤い扉を開けると、奥様が素敵な笑顔で迎えてくれます。

【おいしい料理を作っているのはこんな顔】
中尾シェフが果物の産地を意識するようになったきっかけは、フランス・アルザス地方で働いたお菓子屋さん。そこでは夕方、仕事が終わるとみんなで畑へ向かいます。パティシエたちが毎日畑で作物の味を確かめ、その味に合わせて翌日のレシピを決めます。レシピありきではなく、日々刻々と変化する果実の味に合わせて毎日配合が変わることに衝撃を受けました。
アトレビアントでは西区で穫れる果実に合わせたレシピを組み立てています。親しい農家さんから毎朝、穫りたての新鮮な果物を仕入れ、さらに天候や発育状態についていち早い情報交換もできます。また、市場に卸す商品とは違い、木から実が落ちるギリギリまで熟させた果実を分けてもらえるメリットも。「こんなに贅沢なことはありません」と中尾シェフ。「神戸といえばファッションなどお洒落な街のイメージで知られていますが、農業も盛んです。地元の農作物を使ったスイーツで、新たな神戸の魅力を発信していきたい」と熱く語る頼もしいシェフです。

【おいしいケーキ】
お店の名前を掲げた一番人気のケーキ「アトレビアント」。「チーズはそのままが美味しい」と言うフランスの友人たちに、「チーズより美味しいチーズケーキを作ってみせよう!」と試行錯誤の末、ベイクドチーズケーキとレアチーズケーキを2層にした逸品が生まれました。ゼラチンなどは一切用いず、生クリーム、チーズ、砂糖のみで作ったレアチーズケーキは、舌の上でシュッと溶ける滑らかさ。コクのあるベークドチーズケーキと混ざり合い、チーズの美味しさがストレートに伝わってきます。

【ココがイチオシ!】
地域との交流も積極的に行なっています。近くの小学生が校外学習で育てたさつまいもを使ったケーキを販売。小学校では、パティシエから見た食と農業に関わる講義をするなど、小さな頃から地域の農作物の魅力を知ってもらい、地産地消に繋げる活動にも力を入れています。

ホワイトチョコレートと西区産の柿を使った「秋のティラミス」

ホワイトチョコムースが無花果の酸味を引き出す絶妙なバランスの「サブリナ」

果物を使ったケーキは、どれも一番美味しい旬の時期のみ販売しています

クロワッサンやキッシュは、日替わりで登場する

日持ちのする焼き菓子なら、お土産にもぴったり

どこかフランスの香りが漂う、センスの良いお店です

パティスリードパリ アトレビアント

〒651-2109 神戸市西区前開南町2-12-15
TEL&FAX:078-939-2511

営業時間:10:00~19:00 (イートインは11:00~17:00)
定休日:月曜日、第3火曜日

・神戸市営地下鉄西神・山手線伊川谷駅より徒歩5分