直接販売でしか手に入らない幻の米

北野農園

 六甲山系の豊かな恵みを生かし、米作りを行なっている北野さんは、田んぼから山を考え、町全体を想う熱い人。米について語り出すと止まりません。

【おいしい素材を作っているのはこんな顔】
 おいしい米の代名詞のようにいわれるコシヒカリ。しかし、コシヒカリは病気に弱く倒れやすいため、品質の良いものを安定して収穫するのは難しいのです。そこで、北野さんが取り組むのはコシヒカリとキヌヒカリの混植栽培。コシヒカリ67%、キヌヒカリ33%で混ぜた「キヌ・コシ21」は、倒れにくく、病気に強く育ちます。品質や味わいのバラツキもなくなり、さらに米に含まれる成分を計測するおいしさの基準・食味値でも高い数値が出ると三拍子揃った米なのです。

 農業に興味を持ってもらい、本当においしい米の味を知ってもらいたいと、保育園児を対象に稲作と収穫の体験を受け入れています。淡河町で1番おいしい米を決めるコンテスト「淡河米-1GP(おうごコメワングランプリ)」の一人事務局長としても、淡河の米の魅力を発信するため活動中です。

【おいしい素材】
キヌ・コシ21/北野さんが命名した混植栽培米。北野農園の自慢の商品です。
ヒノヒカリ/ご飯の粒がしっかりしていて、1日たってもおいしく食べられるのが特長。2009年には「お米甲子園2009~兵庫のおいしいお米コンテスト~」で優勝しました。


【ココがイチオシ!】
淡河町の北野農園には、おいしい米が育つ5つの条件が揃っています。
・土:有機質を含んだ粘土質の土であること。根を張りにくいので、栽培は難しいのですが、おいしい米に育ちます。
・水:ため池の水を使っています。山や落ち葉をくぐり抜けてきた雨水はミネラルが豊富。米の甘みが増します。
・温度差:昼間は光合成をするため、太陽光がたっぷり必要ですが、夜も気温が高くなると稲も夏バテしてしまいます。内陸部に位置する淡河町は、昼と夜の寒暖差が大きいため、稲作に最適。
・舌:おいしいものを食べたことのないシェフがおいしい料理を作れないのと同じ。おいしい米の味を知っていることが不可欠です。
・ハート:「おいしい米を作ろう!という情熱が何よりも大切」と、北野さん。直接販売を行なっているのでお客さんの声が直に届くのが励みになります。1番の審査員は、米にうるさい愛娘です。品種の選定や精米方法、ブレンドなど、食べる方一人ひとりを思い浮かべながら行なっています。

銘柄「キヌ・コシ21」/コシヒカリを凌駕する品質と味が自慢の北野農園の看板米。

銘柄「にこまる」/暑さに強く、大粒で美味しい期待の新品種。

可愛い袋に詰めて、届けてくれます。

保育園の子どもたちを招き、田植えと稲刈り体験を行なっています。

子どもたちは興味津々。みんな真剣な表情です。

子どもたちからは「お米屋さん」と呼ばれています。

北野農園
〒651-1612 兵庫県神戸市北区淡河町