1906年誕生。秘伝の粉づくりに細やかな改良をプラスしながら、
常に前進し続けるトップブランド

増田製粉所

 JR兵庫駅のほど近く。白い円筒型の工場群の外観は、車窓からの風物詩として地元の人々からも親しまれています。レトロな雰囲気の正門をくぐると、創業当初からそのまま残っているというレンガづくりの井戸がお出迎え。頭上でまわる風見鶏は異国情緒たっぷりで、古き良き時代の流れもゆったりと感じられます。

【おいしい小麦粉を作っているのはこんな顔】
 明治39年の創業当初より、外国産の小麦の輸入を手がけてきた増田製粉所。アメリカからの輸入という意味から、小麦粉は「メリケン粉」とよばれていました。「神戸には“メリケン波止場”が今も残っていますね」とほほ笑む、営業部の下川直也さん。二次加工のお得意様向けの講習会や季節ごとのレシピの開発、1万人以上を動員する全日本パンフェスティバルへの参加など、熱き広報マンとして、日々精力的に走り回っています。
 増田製粉所の総生産の約70%を占めるのが、製菓用の小麦粉。「できるだけグルテン形成が少なく、きめ細やかな泡をやさしく包んで壊さないもの」。そのメインコンセプトは、今も昔もまったく変わらないそうです。中でも、特にしっとりした食感に定評があるのが「宝笠(たからがさ)」印の小麦粉。従来の工程にもう1クッション、さらにひと手間加えた特殊技法により、ユーザーの要望に寄り添うことのできるプロ仕様の逸品が生まれました。

【おいしい小麦粉の次なる挑戦~満を持して「兵庫県産小麦粉」誕生!】
(1) 兵庫県産小麦粉シリーズ、誕生!~「ひょうご推奨ブランド」の認証を取得~
 古くから、兵庫県は、香川・岡山と並び「三県麦」と称されるほど、良質な小麦を生産してきました。兵庫県ならではの、オンリーワンの小麦粉を。100年の歴史をもつ老舗製粉所ならではの確かな技術と地元への想いが重なり、コツコツと研究・改良を続けること約10年。龍野、佐用、福崎をはじめとした西エリアの平野部の小麦をふんだんに使った「兵庫県産小麦粉シリーズ」が実現しました。製菓用の薄力小麦粉「異人館」、パン用の「北野坂」など、そのネーミングも親しみやすく、次世代を担うシリーズとして幅広い層から支持を集めています。
(2) masufun流:「地産地消」を推進
 2013年8月、「兵庫県産小麦粉シリーズ」は、「ひょうご推奨ブランド」を取得しました。さらに、パン用品種「ミナミノカオリ」を主に使用した「北野坂」で作ったパンを、学校給食に採用してもらう活動も推進。稲美町、播磨町、芦屋市を皮切りに、神戸市内の小学校からも賛同をいただけるようになりました。また、「ひょうご推奨ブランド」のマークが目印の「兵庫県産小麦ブレンドうどん」や「クロワッサンブレッド」は、神戸生協(coop)の人気商品のひとつだそうです。他にも、老舗パン屋や洋菓子メーカー他とタッグを組んだ多彩なフェスティバルの開催など、歴史ある製粉所ならではの、息の長い「地産地消」がしっかりと育まれています。

兵庫県産小麦「ミナミノカオリ」、「ふくほのか」など。それぞれ、色や香りの違いが楽しめます。

昔から変わらない、レトロ感ただようパッケージに親しみやすいネーミング。

ユーザーへの出発点となる広々とした出荷場。

その約9割が輸入されている小麦。国内産小麦も積極的に使い、農業の発展も願います。

創業当初のまま残っているレンガづくりの井戸は、増田製粉所のトレードマーク。

2014年11月、「兵庫県認証食品フェスティバル2014」開催。たくさんの人が足を運ばれました。

増田製粉所

〒653-0021 神戸市長田区梅ヶ香町1-1-10
TEL:078-681-6702
・JR「兵庫駅」から徒歩、約10分