地域の連帯を大切に、土地や風土に根ざした農業を!

水澤辰也さん

日照時間が長く気候の良い岩岡町は、古くから農業が盛んな地域。土は粘り気があり、水の抜けにくいしっかりとした土質を持ち、ブロッコリーや白菜、キャベツなど”重量物”の栽培に適しています。

【おいしい素材を育てているのはこんな顔】
父の代から農業を営んできた水澤家。辰也さんが家業を継いだのは9年前になります。それまでは会社勤めや長距離トラックのドライバーとして肉体的にとてもハードな生活を送っていました。「このままでは体を壊すよ」と、家族や友人から心配されるほどの状態で、20代後半になってふと生活を見つめ直したとき、幼いころから身近にあった農業に気持ちが動きました。自然と「農家になろうという思いがわいてきました」と言う辰也さんは、今ではすっかり農家の顔。穏やかな笑顔を絶やさず、まさに頼れる兄貴分といった雰囲気で、兵庫県農協青壮年部協議会の顧問を任されているというのも納得です。畑ではなるべく減農薬を心がけ、余分な肥料は入れません。作物の種類を絞ることで作業を効率化し、単価の高い作物を栽培しています。「天候などコントロールできない難しさが農業の面白さ。季節は一年に一度しか回って来ないので、毎年勉強です」と水澤さん。これからも地域のつながりを大切に、誠実に農業に打ち込んでいきます。

【イチオシのいちご!】
やよいひめ:花の数が少ない分、非常に大きく育ついちごです。平均で一粒60~70g、大きいものでは100gにもなるとか。甘みが強く、実が引き締まっているので出荷にも適しています
さがほのか:しっかりした甘みと、ほのかな酸味が特徴です。実は柔らかく繊細で、後味がフルーティに香ります

ハウスでは「タフナレイ」という特殊な紫外線放射機を用い、光の力で免疫力を高め病気になりにくいいちごを育てています。また、ダニが発生した時は「ダニを食べるダニ」をハウスに入れて駆除するなど、農薬を使わない病気対策にも力を入れています。
なんと、来年は香港へ出荷が始まるとか。岩岡町の知名度アップにも一役買ういちごとなりそうです。


【おいしい野菜】
冬:メインのいちごの他、土地の特徴を生かし、キャベツやブロッコリー、白菜、レタスなど
夏:スイートコーン、キュウリ、米など

約5,000苗の丸々としたブロッコリーは圧巻

どの作物も青々と色が濃く、勢いがあるのが特徴です

顔よりも大きな立派なキャベツ!ブロッコリーは芯まで驚くほど甘みがあります

ハウスに一歩足を踏み入れると、甘い香りにやさしく包まれ幸せな気分

ハウスに一歩足を踏み入れると、甘い香りにやさしく包まれ幸せな気分

いちごを傷つけないように、ストロースノコを敷いています

(水澤農園)

〒651-2401 
神戸市西区岩岡町岩岡2229-74
TEL:078-967-3354

[アクセス]
神戸市営地下鉄西神中央駅から車で約30分