60年以上改良を続けてきた淡河のユリ「神戸リリー」を多くの人に知ってほしい

淡河花卉部会 

美しく芳しいユリは、冠婚葬祭に欠かせない花ですね。淡河で栽培されているユリは、その姿が際立って美しいことで知られています。なかでも長い年月をかけて改良した3種類のユリは「オリジナルオーゴ」「ミスオーゴ」「プリンセスオーゴ」と命名され、「神戸リリー」の愛称で、ハイクラスな淡河の特産品として注目されています。

【美しい花を育てる人はこんな顔】
淡河でユリの露地栽培が始まったのは昭和28年頃ですから、その歴史はもう60年以上になります。一年に一度のみ栽培されるユリの中から優良なもの選ぶ、独自の系統選抜で改良を進めてきました。「淡河のユリの美しさは、この地の気候だからこそ」というのは、ユリ生産者の相良行博さん。この淡河の地で育まれ、淡河にしかない、このユリは光沢のあるしっかりした純白の花弁とその草姿が特徴。是非実物を見て頂きたい。
2013年、公募によって淡河産のユリ3種類に神戸リリーという愛称が付けられました。オリジナルオーゴが元の花で、大輪のプリンセスオーゴ、上向きで品よく咲くミスオーゴの3姉妹は、商標登録もされています。どれも花弁の広がり方が美しく、生産者の技術が証明されているようです。相良さんは、神戸リリーのPRにもっと力を入れて、「淡河のユリを広めていきたい」と語ります。

【他にもある美しい花】
12月上旬から4月上旬はチューリップの季節。この期間に120~130種類を育てると聞いて驚きました。少量多品種の栽培は大変ではないですか、とたずねると、「楽しいですよ」と相良さん。同じ種類の球根でも、オランダで咲く花、富山で咲く花、ハウスの環境によっても咲く姿が違うのだそう。自分の畑でどんな風に咲かせるかがプロとしての腕の見せどころ。花の性格を熟知しているからこそ栽培を楽しめるのですね。淡河は晴れの日が多いため、日照量の分だけ光合成が盛んで、花本来の色に近い発色になります。その他の条件も加わって特に濃いビビッドな色に育つのが特徴なのです。春のウェディングブーケでさぞや人気だろうと想像できますね。

地元の老舗和菓子店「満月堂」でさりげなく飾られているユリ。

凛とした雰囲気のミスオーゴは、神戸リリー3姉妹の長女。

上を向いて開く花弁が麗しいミスオーゴは神戸リリー3姉妹の次女。

手のひらくらいの大輪の花がとっても艶やかなプリンセスオーゴは3女です。

ユリの季節は7月から10月。お盆には葬祭需要率が高くなります。

ハウスで栽培されるチューリップ

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